固定費を見直せばお金は結構たまります。
節約などでお金を貯めるのは結構つらいです。しかし、固定費の見直しは、手間は少しかかりますが、全くつらくないのでかなりおすすめです。
固定費の見直しのおすすめ項目についてお伝えしたいと思います。
公共料金の見直し
- 電気料金
- ガス料金
電力自由化により、多くの企業が電機業界に参入してきています。また大手電力会社も新プランをつくりこれに対抗しています。ガス料金とのセット割を行うところも多いです。
このため、電力会社を変更すると、意外と電気代やガス代が安くなるひとが多いです。
電力料金の値段比較は、ENECHANGEや、価格ドットコムといった電力料金比較サイトで、簡単に確認ができますのでまずは試しに確認して見るのが良いかと思います。
電力会社の乗り換えは、私はこれまでに2回行いました。結構簡単です。ネットだけ簡潔できるところもありますし、書類送付が必要なところもありましたが、基本的には、解約申請と新規契約申請を行えば、立ち合いなども必要なく、気づかないうちに電力会社を乗り換えすることができます。
生命保険料の見直し
気づかないうちに、めちゃくちゃ高い保険に加入している可能性があります。
日本は医療保険はかなり手厚く国で保障してくれています。しかし、日本国民はとても心配性なので、個人で高額な保険に加入していることがおおいです。
つまり、保険料を見直すと、結構な額の固定費削減をできる可能性があります。
ご自身で一度、保険プランの内容を確認してみましょう。
保険の見直しで大事なことは、
①国民健康保険(もしくは健康保険)の保障範囲を確認
②不足部分を民間保険に加入
することです。
①国民健康保険と健康保険の保障範囲を確認
国民健康保険は、自営業者もしくは無職の方が加入する保険です。
1)治療費の自己負担は、基本は3割負担、70歳以上は2割、75歳以上は1割負担となります。
2)さらに、高額療養費制度があります。これは、非常に高い手術代金がかかったとしても、月額の負担額の上限が制限されているので、例えば収入がない40歳のひとが50万円の手術をした場合、上限57600円を支払えば、残りは国が保障してくれるという制度です。
国民健康保険は上記2点が国から保障されているため、他の諸外国に比べて日本の健康保険が非常に手厚いと言われます。
次に、健康保険は会社員が加入する保険のことを言います。
基本的な部分は国民健康保険と同等の保障内容であり、そこに加えて手当金がさらに充実している保険となります。
詳しくは、「国民健康保険 健康保険 保障範囲」でGoogle検索頂ければ、さらに多くの情報を知ることができますので、ぜひ一度、ご確認頂けたらと思います。
②不足部分を民間保険に加入
必ずしも民間保険に加入する必要はありませんが、必要に応じて加入しておくと良いものもあります。
基本的には保険料の安い掛け捨てプラン(安い月額で金額が戻ってこない)で十分かと思います。
- 生命保険(総合保障型) 月1000~4000円程度
- 先進医療特約 +1000円程度
- 三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)特約 +1000円程度
1. 生命保険(総合保障型)
生命保険は、入院時に毎日5000円程度、死亡時に数百万円が遺族に保障されるプランが多いです。
加入しておいた方が良い方は、下記に当てはまる方です。
・入院時は個室がよい
・死亡時に遺族にお金を残したい
交通事故やがんなどの大病で入院する場合、大部屋であれば、国民健康保険や健康保険が適用できて自己負担は3割以下なので、毎日1~2千円程度で済みます。病院の大部屋が混んでいて、個室しかあいていないときは、病院の都合なので、自己負担は必要ないです。同意書に差額ベッド代について記載されていることがあるので、サインする前にはよく確認しましょう。
とはいえ、入院時は個室がいいと希望する場合は、いわゆる差額ベッド代と言われるものが必要となり7000円/日程度がかかります。これは国民健康保険の適応外となります。このため、生命保険に個別で加入しておくと、入院期間中はプランによりますが毎日5000円程度を保障してくれるので、差額ベッド代が高額だったとしても安心して入院することができます。
また、生命保険に加入しておくと、死亡した場合に、数百万円を保障してくれるプランが多いです。もしものときに、家族にお金を残したいという方は、生命保険に加入しておくのは良いかと思います。
2. 先進医療特約
国民健康保険(健康保険)は3割以下の自己負担に加えて高額医療費の制限があり手厚いのですが、先進医療などの手術は保険適用外でありすべて自己負担となります。
このため、先進医療特約に加入しておくと、先進医療を受ける際の費用を補填してくれます。
先進医療は高額なものがおおいため、もしものときが心配な方は、加入しておくのもよいかもしれません。
3. 3大疾病特約
がん、脳卒中、急性心筋梗塞になる人に対しての手厚い保障となります。死亡原因の多くが3大疾病となるため、長期での闘病生活など、不安に思われる方は加入しておくのも良いかと思います。
保険の比較サイトについて
生命保険と特約は、保険会社の主力商品なので、多くのプランが存在します。
保険市場や価格ドットコムなどの、保険比較サイトで保障内容と割安なプランがないか確認して見るのが良いかと思います。
個人的には、自分で調べて自分で選ぶのがおすすめです。良く分からないまま保険無料相談を行った場合は、気が付いたらかなり手厚い保険プランに加入してしまう可能性もあります。手厚い保険が悪いとは言いませんが、不必要に高い保険料を払うと、普段の生活に支障がでてしまうため、何事もバランスが大事かと思います。
ちなみに、私は府民共済の生命保険(総合保障)のみに加入していて、先進医療や三大疾病特約にはいまのところは加入していません。
火災保険の見直し
火災保険も費用削減できる方が多いかと思います。
その理由は、特に賃貸でマンションに住んでいる人は、不動産での賃貸契約時にかなり割高のプランに加入してしまっている可能性があるからです。
不動産屋さんは、提携する保険会社のプランに賃借人が加入してくれると、保険料の一部がキャッシュバックされます。このため、不動産屋さんも、必死に手厚く高い火災保険の加入を勧めてきます。
しかし、火災保険は、不動産屋さんが指定するのは違法行為であり、自分で自由に選ぶことができます。おそらく、同等の保障内容でも、安い保険会社だと半額くらいにできるのではないかと思います。
基本的には、各都道府県が行っている共済がもっとも安いと思います。
・大阪府民共済
・東京都民共済
など、各都道府県名+〇民共済で検索すれば、すぐに見つかると思います
火災保険の変更で大事なこと
- 火災保険プランの下記金額
家財補償額
借家人賠償責任特約 - 管理会社への事前連絡
火災保険プランの補償金額がどの程度必要なのかは、大家さんや管理会社が指定するところが多いので確認しておきましょう。特に指定がない場合は、いま加入している補償額と同等の保険プランを探すのが無難です。ここは値切らずに、指定の補償金額にしておきましょう。一般的な個室であれば、家財400万円、賠償額1000万円くらいが多いと思います。
火災保険のプランが決まれば、火災保険を変更したい旨を、管理会社(管理会社がない場合は大家さん)に事前連絡しましょう。一応、勝手に変更するのはマナーとしては不適切なのと、いざというときに管理会社や大家さんに迷惑をかけてしまうことがあるからです。
携帯プランの見直し
携帯プランの見直しもおすすめです。家族がおられる方は、人数分の費用が削減できます。
まずは、
・端末保証サービス
・遠隔サービス
・留守電サービス
・写真アルバムサービス
・オプションバック
など、自分でも良く分っていないプランに、いつのまにか加入していないかを確認してみましょう。携帯契約時に、はじめは期間限定の無料サービスで加入していたがが、いつのまにか有料になっているパターンが多いです。
電話かけ放題プランも本当に必要かを確認してみましょう。毎月数千円は結構大きいです。
ちなみに、LINEやFacetimeはデータ通信になるので、電話料金は不要です。楽天だと楽天Linkから電話をかけると、こちらもデータ通信になるので国内電話代はかかりません。このように、電話は極力控えて、データ通信で普段の会話を楽しみましょう。
格安プランへの乗り換えについて
最近では大手キャリアでも格安プランが提供されています。
特に、ゲームや動画視聴などで、通信費がかなりの金額になっている方は、制限無料プランに乗り換えましょう。
新プラン | 料金 | データ通信 | 電話代 | |
ドコモ | ahamo | 2970円 | 20GB | 5分無料 かけ放題1100円 |
au | povo | 2728円 | 20GB | 5分無料 かけ放題1650円 |
ソフトバンク | LINEMO | 2780円 | 20GB | 5分無料 かけ放題1650円 |
楽天モバイル | UN-Limit | ~3278円 | 無制限 | 楽天Linkでかけ放題 |
ちなみに、私は、データ無制限で電話し放題なので楽天モバイルも使っています。
楽天モバイルは、朝の通勤時や夕食時は繋がりにくかったです。しかし、最近は5Gも始まり、プラチナバンドも取得したことから以前よりは繋がりやすくなってきています。将来的には、大手キャリアに近づいていくのではないかと個人的には思っています。
楽天モバイルに興味が出たという方は、下記よりご加入頂けたら紹介特典7000ポイントが貰えますのでご活用ください。
さいごに
これからも、このブログを通じて資産形成や貯蓄アップについて有用な情報を提供していきたいと考えています。
また記事をアップデートしていきますので、ご一読いただけたら幸いです。
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