投資はお金持ちがやるもの?
年収低いひとはやる意味ない!?
そんなことないです。安心してください!
その理由も含めて、この記事でお伝えしたいと思います。
投資はお金持ちがやるもの?
「投資はお金持ちがやるもの」ではなく「投資はお金持ちがよくやっているもの」です。
お金持ちの人が投資をよくやっている理由は、例えば、お金をたくさん持っているとその使い道を考えることがあるかと思います。また、お金持ち仲間や仕事関係の人との会話のなかで、投資について話題にあがることも多いかと思います。
つまり、お金持ちの人は投資を身近に感じることができる環境にあり、お金持ちの人は投資をはじめるきっかけに恵まれていると言えます。
これにより、投資はお金持ちがやるものだというイメージをもってしまうのだと思いますが、実際はお金持ちだけでなく、どんなひとにもメリットをもたらしてくれるのが投資だと思います。
年収が低いひとはやる意味がない?
そんなことはないです。
むしろ、「年収が低いひとほど、投資をしっかりと行うべき」だと私は思います。
ただし、一攫千金を狙うような無茶な投資のことではないです。
基本的に、投資は世界中のプロの方がしのぎを削っている世界なので、投資をはじめたばかりのひとが、無茶な投資を行うとほとんどが負けます。デイトレなどは、個人は9割は負けていると言われています。
一方、堅実な長期投資は多くの人が利益を得るチャンスに恵まれています。その理由は、世界経済は持続的に成長しており、それに伴い世界の名だたる企業も事業拡大していっているので、市場全体でみるとプラスサムであり、株価は基本的には長期で上昇していくものだからです。
堅実な長期投資
堅実な長期投資にはインデックス投資(オルカンなど)が代表例に挙げられます。
インデックスとは、日経平均やSP500(アメリカ500社)、オルカン(世界の企業)などの指数に連動する商品のことを言います。
例えば、SP500を購入したら、アメリカの500社に投資することになるので、仮に1社が倒産したりしても、その影響は受けにくくなり、比較的安定した分散投資を行うことができます。
インデックス投資で資産は増える?
日本で一番人気のオルカンを例に考えてみます。
毎月1万円(毎日500円)を長期で積立した場合、過去実績をもとに計算すると、なかなかのリターンを期待できます。
- 年あたりの積立額は12万円(1万円×12か月)
- 年利回り7%で計算
- 10年後で170万円の資産
- 30年後で1100万円の資産
- 40年後で2500万円の資産
つまり、現在20歳のひとが毎月1万円を積立した場合、65歳には2500万円の資産になる可能性があり、十分な老後資金を得ることができます。
では、なぜこんなに金額が増えるのか!?についてですが
それは複利の力です。
1年目は元手12万円の7%なので8400円程度ですが、40年目だと2500万円の7%なので175万円が期待できます。このように、資産が増えていくにつれて、複利の力で得られる資産が加速していきます。
もちろん、オルカンは株式投資なので、世界恐慌が来た時には多くの企業の株価が大きく下落し、最悪、元本割れで損してしまうリスクもあるので、そこは理解しておきましょう。
このようなオルカンを用いた長期積立については、下記の記事に詳しくまとめていますので、ぜひご確認ください。
さいごに
株投資は、日本ではまだそこまで広がっていませんが、うまく資産形成することは、老後資金の余裕だけでなく、人生の選択肢を広げることにも役立つと思います。
また、複利の力は強力であり、年収に関わらず全てのひとが複利の力を味方にすることができるので、少しずつでもインデックス投資していくのが資産形成の近道だと思います。
これからも、このブログを通じて資産形成や貯蓄アップについて有用な情報を提供していきたいと考えています。
また記事をアップデートしていきますので、ご一読いただけたら幸いです。
コメント