FIREで実際に役立つ資産管理アプリについてまとめました。
資産管理アプリをうまく活用することで、FIREに向けて効率良く資産形成することができます。またFIRE達成後も無駄遣いを未然に防ぐことができます。
- 資産管理アプリが大事な理由
-
- FIREの目標や計画を立てやすくなる
- キャッシュ比率が分かる(効率よく投資)
- 無駄遣いを減らせる
資産管理アプリを未だ使っていないという方は、おすすめを紹介していますのでご参考いただけたらと思います。
まとめ:FIRE用の資産管理アプリ
FIREに役立つおすすめの資産管理アプリは下記3つです。
- マネーフォワードME(有料版)
- Moneytree(無料版)
- Zaimu(無料版)
それぞれのメリットとデメリットをまとめたのが下記となります。
資産管理アプリに月500円程度の経費をかけられる方は、マネーフォワードMEが最もおすすめです。ほとんどの金融機関と連携することができ、このアプリ1つあれば資産管理を完結させることができます。
一方、資産管理アプリにお金をかけたくないという方は、MoneytreeかZaimuのどちらかがおすすめです。ただし、無料版はデメリットがあるので、そこ補うアプリが必要となります。詳しくは以下でお伝えいたします。
有料おすすめ (マネーフォワードME)
資産管理アプリは、有料版だとマネーフォワードMEが最もおすすめです。
メリット
連携可能な金融機関の数がダントツで多いです。
銀行や証券会社だけでなく、クレジットカードや電子マネー、仮想通貨やクラウドファンディングなど、幅広いところと連携ができます。また、有料版は連携先の登録数が無限なので、銀行口座や証券会社口座が多い方も安心して使用できます。
レシートのカメラ読込機能も備えており、画面デザインもシンプル、さらにリアルタイム更新もできるので隙がないです。
マネーフォワードMEだけでほとんどの金融資産を一括管理できます。
デメリット
月額500円程度かかるところです。無料版もありますが、機能制限が多くて使いにくいです※
FIREで少しでも固定経費を抑えたいという方は、マネフォワードMEではなく、MoneytreeやZaimuをおすすめします。
※マネーフォワードMEの無料版は登録数の上限が4件です。少なすぎます。
※マネーフォワードと同じ機能を持つ「マネーフォワードfor住信SBIアプリ」は登録数の上限が10件ですが、それでも足りないです。また今後改悪される可能性もあるかと思います。
無料おすすめ① (Moneytree)
Moneytreeは無料版でも使い勝手が良くおすすめです。
(私はMoneytreeを愛用しています)
メリット
Moneytreeはマネーフォワードの次に連携可能な金融機関の数が豊富です。
登録数の上限は無料版でも50件と十分にあります。画面もシンプルであり、広告表示がないところも良い点です。
無料版のMoneytreeは登録数の上限が50件、広告表示もなくシンプルで使いやすいです。
デメリット①
クラウドファンディングや仮想通貨の連携先が少ないです。
対策として、無料版のマネーフォワードfor住信SBIネット銀行を併用しましょう。併用することで資産全体をカバーすることができます。しかし、アプリ1つでは一括管理することができないので、そこは手間となります。
クラウドファンディングや仮想通貨に投資しない方は、ここはデメリットにはならないです。
デメリット②
Moneytreeは楽天銀行の残高更新ができないです。
以前はできていましたが、金融の法律変更に伴い、楽天銀行とのAPI提携が解消されてできなくなりました。
このため、Moneytreeで楽天銀行の残高更新をするためには、Mableというアプリを併用する必要があります。
「Mable」とは
三菱UFJ銀行が手掛ける資産管理アプリです。Mableは楽天銀行と連携可能であり、Moneytreeとも連携可能です。このため、Moneytreeと楽天銀行とを繋ぐパイプ役としてMableを使用します。
Mableの使い方は下記①②です。
①Mable初期設定でMoneytreeと連携
(はじめの1回だけ)
②Monyetreeを使う際はMableも同時起動
(毎回)
Mableを起動させると、楽天銀行のデータを自動取得します。そのデータはMoneytreeにリアルタイムで自動反映されるので、楽天銀行の残高更新をMoneytreeに反映することができます。なので手間はほとんどかからないです。
楽天銀行を使わない方は、Mableのインストールは不要です。
補足:Moneytreeは有料版について
有料版は、登録上限数が無限、リアルタイム更新にすることはできますが、楽天銀行の残高更新は変わらずできません。有料版にするのであれば、機能面でマネーフォワードMEの方がおすすめです。
無料おすすめ② (Zaimu)
Zaimuは、無料で、さらにレシート機能も使いたい方におすすめです。
メリット
Zaimuは、マネーフォワードやMoneytreeには及びませんが、有名な金融機関はおおよそ連携することができます。またZaimuは楽天銀行とも連携することができます。
無料版でも連携先の登録数に上限がなく、レシートのカメラ読込機能も備えているのでおすすめです。
Zaimuは登録数に上限がなく、レシート読込機能にも対応しています。
デメリット①
クラウドファンディングの連携先が少ないです。
対策として、必要な方は無料版のマネーフォワードfor住信SBIネット銀行を併用しましょう。
デメリット②
アプリ内に広告が多いです。
無料版だと、画面下に横長広告が常駐しており、また画面内にもブロック広告が埋め込まれています。このため、操作性が悪くなったり、画面がごちゃごちゃしています。
補足:Zaimuの有料版について
有料版は、広告は表示されなくなりますが、有料であればマネーフォワードMEの方が機能面でおすすめです。
資産管理アプリはFIREに大事
FIREを目指す方にとって、資産管理アプリは本当に大事です。
私の過去の失敗
私は過去に様々な投資(IPO/FX/仮想通貨/クラファンなど)を試すために、多くの口座を開設しました。
- 投資信託のクレカ積立(マネックス、auカブコム、楽天、SBI証券)
- IPO(野村証券、大和証券、SMBC日興証券など、16口座)
- iDeCo(SBI)、NISA(楽天)
- ネットバンク(住信SBI、三菱UFJ、ゆうちょなど10口座)
- 電子マネー(auPAY、mobileSUICA、toyotaWallet、kash、楽天PAY、PAYPAYなど)
- クレジットカード 16~20個
- 仮想通貨 8つ
- FX口座 4つ
- クラウドファンディング(7口座)
はじめはエクセルで管理していましたが、どんどんと金融口座の数が増えてしまい、自分の資産を把握しきれない状態になりました。
各銀行口座に数百万ずつ現金を入れたりしていたので、合計すると意外とキャッシュポジションが高く、投資にうまくお金をまわせていなかったです。
このため1年くらいはFIREのタイミングがおそくなってしまったとおもいます。
Moneytreeを使い始める
エクセルでの資産管理に限界を感じた私は、2~3年前くらいからMoneytreeを使うことにしました。
- Moneytree使用で変わったこと
-
- 目標や計画を立てやすくなる
- キャッシュ比率が分かる(効率よく投資)
- 無駄遣いを減らせる
まず、自分の資産額を把握できたので、FIREに向けた目標計画を正確に立てられるようになりました。
キャッシュ比率もわかるので、うまく資金を投資に回すようになりました。
(過去はキャッシュ6割:投資4割 ⇒ 現在はキャッシュ3割:投資7割)
クレジットカードや銀行口座の引き落とし額も一目でわかるので、無駄遣いを減らすこともできました。
資産管理アプリをうまく活用すると、お金が貯まるスピードが速まります!まだ使っていない方は、とても便利なので一度試してみてください。
以上となります。
FIRE生活に向けて少しでもご参考いただけたらと幸いです。
コメント