株投資

【高配当投資】マネックスの銘柄スカウターで優良株をスクリーニングする方法

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投資を始めたばかりの方は、
高配当株を買ったけど、値下がりが半端ない・・・
どの銘柄を買ったらいいか分からない・・・
と思ったことはあるかと思います。

実は高配当株のなかには危険な銘柄も多いので、銘柄選びはとても大事です。

なぜかというと、会社の業績が落ちて株価が大きく下落すると、配当利回りが良く見えて高配当株となるからです。このような銘柄を買ってしまうと、どんどんと株価が下落していき、最悪減配して塩漬け株になってしまいます。

今回は、このような銘柄を買ってしまうリスクを減らすために、マネックス銘柄スカウターを活用した簡単なスクリーニング方法をご紹介したいと思います。

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マネックス銘柄スカウターとは?

マネックス銘柄スカウター」は、マネックス証券が提供する投資情報ツールで、個別銘柄の分析や投資判断を支援するためのサービスです。このツールは特に、株式投資に興味がある個人投資家向けに設計されています。

  • 個別銘柄のスクリーニング: 業績や財務状況、株価指標などの様々な条件で銘柄を絞り込むことができます。
  • 企業情報の詳細分析: 各企業の財務データ、業績推移、株主構成などの情報を詳細に調べることが可能です。
  • 投資シミュレーション: 過去の株価データを基に、仮想投資をシミュレーションし、投資判断を助けることができます。
  • アラート機能: 特定の条件を満たした際に通知を受け取ることができ、投資のタイミングを逃さないようにサポートします。

マネックス銘柄スカウターは、マネックス証券の口座開設を行っていないと使えませんので、未だの方は口座開設しましょう。

高配当の優良銘柄をスクリーニングする方法

ここからはマネックススカウターを用いた銘柄スクリーニング方法についてお伝えします。

10年スクリーニングを選択

検索条件を追加

予想PER、PBR、予想配当利回り、配当性向、実績ROEをチェック

条件数値を入力

PER30以下
PBR2以下
利回り3%以上
ROE8%以上
配当性向60%以下

これでスクリーニング完了です!

少し解説

PER30以下

PER(Price Earnings Ratio、株価収益率)は、株式投資において企業の株価がその企業の収益力に対してどれほど割高または割安かを評価する指標です。

PERが高いと割高、PERが低いと割安と一般的には言われています。
とはいえ、PERは業界や業種で大きく変わるので閾値を引くには難しいですが、高配当株は業績が安定してきている企業が多いため、30以上のところは少し期待値が高まりすぎている可能性があります。高PERの銘柄は下げトレンドになったときに、結構下がることが多いので、30くらいで線引きしておくと危険な銘柄を少しは除外できるかと思います。

PBR2以下

PBR(Price Book-value Ratio、株価純資産倍率)は、企業の株価がその企業の純資産(簿価)に対してどれくらいの水準にあるかを示す指標です。

PBRが大きいと割高、PBRが低いと割安と一般的に言われています。
PBRも業界ごとに平均値が結構違いますが、純資産に対する株価の価値を表しているので、あまりに高いと割高の印象を受けます。PBR2を超える企業はグロース株やIPO株など、若くて勢いのある銘柄が多いので、そこを除外する目的で設定しています。

利回り3%以上

配当利回りは3%を超えていないと、急落時になかなか買い支えになるイメージが沸かないので設定しています。

例えば、急落で株価が25%下落した時に、利回りがどうなるかというと、
・利回り2%→2.67%
・利回り3%→4%
・利回り4%→5.33%
・利回り5%→6.6%
となります。

配当額が維持されることが前提ですが、基本的に高配当株が下落すると、さらに利回りが良くなるため、買い支えにより株価が下落しにくくなります。しかし、利回り3%以下の場合は、下落して少し利回りが良くなったとしても、他の高配当銘柄(4~6%)と比べたときに、あまり魅力的に映らないことになります。しかし、利回りが3%以上の場合は、下落した場合に利回りが4%を超えてくることになるため、買い支えが得られて、長期運用するのに重要な銘柄選定ポイントになると思っています。

ROE 8%以上

ROE(Return on Equity、自己資本利益率)は、企業が自己資本を使ってどれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す指標です。ROEは以下の計算式で求められます。

つまり、ROEが高いほどうまく経営をしている、経営者が優れているといえる指標の1つです。バフェットさんはROE 10%以上の企業が良いと言っていますが、高配当での安定企業をターゲットにするため、すこし条件を緩和したROE 8%以上くらいをみておけば、うまく資本を活かしている企業をスクリーニングできるのではないかと考えています。

配当性向

配当性向(Dividend Payout Ratio)は、企業が稼いだ利益のうち、どれだけの割合を株主に配当金として還元しているかを示す指標です。

つまり、配当性向が高いと無理して配当を出している、配当性向が低いと余裕を持って配当をだしているということになります。

業績の悪い企業は、少ない利益の中から、無理をして配当を出すことになるため、配当性向は高くなってしまう傾向にあります。とはいえ、配当性向は企業ごとに基準を決めていることが多く、配当性向が高い=危ない企業、ということにはなりません。大事なのは、配当性向が安定しているか、最近配当性向が上がってきていないかということになります。

とはいえ、配当性向が高いと、利益が足りずに将来的に減配する危険性が高まるのが事実です。優良企業は配当性向が30あたりをキープしていることがおおいです。配当性向60で設定しているのは、配当性向が30~40と比較的低い企業が、業績のばらつきに左右された場合に60以下に収まることがおおいので、スクリーニングでは60以下に設定するのが妥当かなと思っています。

さいごに

マネックススカウターでスクリーニングした後は、過去からの業績推移を IR BANKというサイトで確認しましょう。

スクリーニングはあくまで点での目線なので、過去推移をみることで線での目線で、企業をみることが大事です。

さらに、企業のIRや中長期計画、業界調査やライバルとの比較を行うことで、立体的に企業をとらえて、将来的な企業の業績イメージを掴むことができればベストです。

この企業は将来伸びるだろうなあ~、という企業を見つけて長期運用することでうまく資産形成ができるかと思います。

以上となります。ここまで読んで頂きありがとうございました。

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