第4回目の超初心者向けのIT講座は、
プログラミング言語の「インタプリタ型とコンパイラ型の違い」について解説します。
プログラミングはややこしく挫折しやすいです。そのため、方向性を間違わなことが大事です。
超初心者向けのIT講座(第1~7回)は、プログラミングの全体像が分かるように作りました。これからプログラミングをはじめる方には、まず、読んで頂きたいと思います。
前回のおさらい
■フロントエンドの言語
・HTML、JavaScript、CSSは、Web系によく使われる
・Java、C/C++、C#、swiftは、巨大システムによく使われる
■バックエンドの言語
・Python、JavaScript、PHP、Rubyは、Web系によく使われる
・Java、C/C++、C#、swiftは、巨大システムによく使われる
・MySQL、Oracle、PostgreSQL、SQLite、Accessはデータベースに使われる
結論:言語の種類が多すぎる。
インタプリタ型とコンパイラ型
なぜ、こんなにも言語の種類が多いかですが、それぞれの特徴や役割が違うからです。
今回は、プログラミング言語を大きく2の特徴に分けることができる「インタプリタ型とコンパイラ型」について解説します。
インタプリタ型とは?
インタプリタという単語は聞き慣れないと思います。
Interpreter = 解釈
というところが語源のようです。
コードを1行ずつ、コンピュータに読み込む(解釈する)方式となります。
1行ずつ読むので、プログラムの実行に時間がかかります。しかし、1行ずつエラーチェックできるので、プログラマーには分かりやすい(コードの修正がしやすい)特徴を思っています。
インタプリタ型は、HTML、JavaScript、PHPなど、Web系の比較的簡易なシステムに用いられる言語に当てはまります。
こまめにプログラムを修正し、開発速度が優先されるジャンルかと思います。
初心者が最初に勉強するのはインタプリタ型がよいかもしれません。
コンパイラ型とは?
コンパイラ型についてです。
Compile = 翻訳する
というところが語源のようです。
すべてのコードを、はじめに一気に翻訳することになります。
このため、プログラムの速度が速いメリットがあります。しかし、エラーのチェックが難しいかったり、実行までに時間がかかります。
コンパイラ型は、C/C++、Javaなど、金融や保険やゲームなどの巨大なシステムに用いられる言語に当てはまります。
処理速度や信頼性が高い用途に使われることが多いです。
初心者には少し難しいですが、やりたい仕事によって、少しずつ学習することが大事と思います。
さいごに
なぜ、プログラム言語の種類が多いかという点に対して、大きな視点のインタプリタ型とコンパイラ型について解説しました。
次回の第5回では、それぞれのプログラム言語の用途と2021年の人気について、記事に取り上げたいと思います。
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