おしゃれで快適なシーリングライト4灯が気になっている方に、メリットやデメリット、選ぶ際の注意点についてお伝えいたします。
私も1年以上前に購入しましたがかなり気に入っており、ずっと愛用しています。この記事を通じて、シーリングライト4灯の良さをお伝えできたらと思います。
- この記事で分かること
-
- メリットデメリット
- 選び方
- 電気代
- ライトと調光LEDの組み合わせ方
4灯のメリット・デメリット
シーリングライト4灯の一番のメリットは「部屋のなかで明暗差をつけられる」ことです。
1灯ごとに
・角度を調整
・色合いを調整
・光量を調整
することができます。
下記のようなイメージです↓
これをうまく使うと、ひとつの部屋のなかで、場所ごとに合った光の色合いにすることができます。
例えば、
・ベッド辺りは電球色で落ち着いた色合い
・デスク周りは昼光色で集中できる色合い
・鏡の前は昼白色で自然な色合い
というように光を調節できます。
自分好みにひかりを演出できるところが良いです
デメリットは、4灯の調光LEDのワット数の選び方を間違えると部屋が少し暗くなる懸念があるところです。
このため、部屋のサイズに合った調光LEDのワット数を選びましょう。選び方についてはこの記事でしっかりと書いていますので、ご確認頂けたらと思います。
シーリングライトは2つの商品が購入必要
- シーリングライト(本体)
- 調光LED(4灯)+リモコン
この2つはよくセットで売られています。
しかし、セットで買う必要はなく、別々で購入した方がトータルで安くなったり、リモコンのボタン数が多くて便利な場合もあります。
あと、LEDについてですが、普通のLED(光るだけのもの)ではなく、調光LED(色合いや光量調整が可能)がおすすめです。調光LEDはリモコンで明るさや色合いを調節できるので、4灯の特性をうまく活かすことができます。
シーリングライトと調光LEDはとても相性がよいので、好きに部屋の雰囲気を作り出すことができます
シーリングライト選び方で、絶対に気を付けるべきこと
シーリングライトの選び方で大事なことは下記4つです。
- ライト外側ケースの有無
- LED明るさ
- ソケット形状
- リモコン機能(ボタン数)
1. ライト外側ケースの有無
ライトを囲う外側ケースがあるか無いかに気をつけましょう。
「外側ケース有」は下記のような商品です。
外側ケースがあると、
・天井に光が漏れにくい(天井が暗くなる)
・側面に光が漏れにくい(ポイントを狙える)
ことになります。
メリットは明暗をより強調することができ、雰囲気作りしやすいです。
デメリットは全体的に部屋が暗くなったり、壁上方や側壁などが暗くなります。
少し暗くなるのは嫌だと思う方は、ワット数が少し大きめのLEDを選びましょう。選び方については、この記事のあとの方で紹介しております。
「外側ケース無」は下記のような商品です。
外側ケースがないものは、
・天井にも光が漏れる(天井が明るい)
・側面に光が漏れる(全体を照らしやすい)
ことになります。
メリットは部屋全体を照らすことができ、部屋を明るくしやすいです。
デメリットはポイントを狙いにくいので雰囲気づくりが難しいです。
外側ケースがないのもは、1灯ごとに角度を大きく付けて、少しでも明暗をつくることが大事です。とはいえ、ピンポイントで一箇所を照らすのは難しいです。
まとめると、
・部屋の雰囲気づくりをしたい方は、ライトの外側ケースがあるものを選びましょう。
・部屋全体を明るくしたい方は、外側ケースがないものを選びましょう。
2. LED明るさ
LEDの明るさ選びも大事です。
シーリングライト4灯は光を4つに分割します。もしも、1つのライト自体の明るさが足りていないと、部屋が暗くなってしまいます。このため、調光LEDの明るさは、部屋のサイズに適したものを選びましょう。
部屋のサイズと明るさの関係は下記がおすすめです。
外側ケース有 | 外側ケース無 | |
6~8畳 | 80W相当 | 60W相当 |
8~10畳 | 80W相当 | 80W相当 |
10~12畳 | 100W相当 | 80W相当 |
12畳以上 | 100W相当 | 100W相当 |
明るすぎる場合はリモコンで光量調整できますが、暗い場合はどうしようもないです。少し心配な場合は、別売りで、少し大き目のワット数のものを選ぶことをおすすめします。
3. ソケット形状
別売りで調光LEDを買う際はソケット形状(口金サイズ)に気をつけましょう。
シーリングライト(本体)の受け口と合うソケットの調光LEDを買う必要があります。ソケット形状(口金サイズ)は、E11、E12、E17、E26などがあります。
Eシーリングライト本体側はE26が多いと思いますが、念のために、購入前にソケット経常(金口サイズ)を商品説明欄で確認しておきましょう。
4. リモコン機能(ボタン数)
調光LEDはリモコンで点灯や光や色合いを制御できます。
- 調光LEDのリモコン機能
-
- 全灯、全消灯
- LED毎に、点灯、消灯
- LED毎に、光量調整
- LED毎に、色合い(電球/昼白/昼光)調整
調光LEDのソケットのなかには、小さな遠隔制御用の電子基板が入っています。これにより、リモコンで調光LEDを遠隔制御できます。
シーリングライト4灯の場合は、4つの調光LEDのひとつひとつに遠隔制御用の電子基板がはいっています。このため、リモコンの各ボタンに、各調光LEDを対応させて登録すれば、1灯ずつ、色や明るさを調整することができます。
補足
シーリングライト本体にリモコンが付いているのではなく、各調光LEDに対して1つの専用リモコンを接続させるイメージです。このため、シーリングライト(本体)はあくまで調光LEDをセットするためのガワの役割となります。実際の光量や色合いの制御、消灯や点灯は、各調光LEDに対して備え付けのリモコンで行うことになります。
リモコンはボタンの数が4つのものがおすすめです。
その理由は「1つのリモコンボタンに対して1つのLEDを登録」できるからです。
1つのLED毎に、ON/OFF、光量調整、色合い調整が可能になります。また、全灯を押せば、一気に4つのライト付けることができます(色合いは別々に設定した状態で付く)。
リモコンのボタンが3つ(3パターン)を選んだ場合は、下記にように登録するのが良いと思います。
LEDの数に対して、ボタンの数が足りないので、ひとつひとつのLEDごとにリモコンボタンを設定はできないです。
このため、各ボタンに対して、LEDが光るパターンを登録することになります。
電気代
電気代はLEDということもあり安いです。
以下で、蛍光灯、シーリングライト1灯、シーリングライト4灯の電気代を比較しています。
■比較対象
・蛍光灯(パナソニックパルック)
・シーリングライト1灯(アイリスオーヤマ)
・シーリングライト4灯(調光LED9W*4)
■計算の前提
・1日8時間使用
・365日の年間電気代
・27円/kWh
■比較結果
蛍光灯 | シーリングライト1灯 | シーリングライト4灯 | |
ワット/1個 | 28W | 40W | 9W |
合計ワット数 | 56W | 40W | 36W |
年間電気代 | 4415円 | 3154円 | 2838円 |
蛍光灯は年間4415円かかりますが、シーリングライトはLEDなので1灯でも4灯でも3000円程度とかなり安いです。
また、シーリングライト4灯は、自分のいるところをスポット的に照らすことができるので、不要なLEDを消しておくことができます。これより4灯は1灯よりもさらに節約しやすいところが良いです。
部屋の雰囲気を考えつつ、節電もできるのは4灯の良いところです。
シーリングライト4灯での色調と明るさを自由に!
シーリングライト4灯で、部屋の色調や明るさのパターンを無限に表現できます!
同じ部屋の同じ景色でも、ライトの色合いや光量によって、イメージは大きく変わります。
部屋の中のライトひとつで、気持ちも大きく変わります。
シーリングライト4灯で自分にあった部屋の色調と明るさを見つけていただけたらと思います!
組み合わせ例
どのように選べばよいかについて、おすすめの組み合わせ例をご紹介しておきます。
リモートワークする方向け
普段の生活だけでなく、リモートワークでデスクワークをする方は、全体的に部屋が明るい方が作業しやすいと思いますので、ライト外側ケース無のものが良いと思います。
調光LEDとリモコンは、8畳くらいまでなら、セット商品の60W相当のLEDで十分です。もう少し広い8~12畳の部屋の方は、下記の80W相当の調光LEDにした方がよいかと思います。
趣味や書斎などに部屋を使う方
趣味や書斎の部屋には、ライト外側ケース有の商品で、部屋に自分好みの雰囲気にしてみるのも良いと思います。
調光LEDとリモコンは、念のために、少し明るめのものを買いましょう。10畳までなら、80W相当の下記です。
10畳以上の場合は、100W相当の下記です。アマゾンにしかないかもしれませんのでご注意ください。もしも明るすぎる場合は、リモコンで光量を抑えれば問題ないかと思います。
さいごに
私はシーリングライト4灯は大変気に入っています。部屋のなかの雰囲気を毎日良くしてくれるので、ひかりは大事だと感じています。
ぜひ、お気に入りのシーリングライト4灯を見つけて快適な生活を過ごして頂けたらと思います。
以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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