第3回目の超初心者向けのIT講座は、
「フロントエンドとバックエンドに使われる言語」について解説します。
プログラミングはややこしく挫折しやすいです。そのため、方向性を間違わなことが大事です。
超初心者向けのIT講座(第1~7回)は、プログラミングの全体像が分かるように作りました。これからプログラミングをはじめる方には、まず、読んで頂きたいと思います。
前回のおさらい
■フロントエンド(クライアントサイド)
・ユーザーの目に見えるところを作る
・使いやすさ、デザイン、検索上位(SEO)など、考える
・ウェブデザイナーやコーダーと一緒に仕事
■バックエンド(サーバーサイド)
・ユーザーの目に見えないところを作る
・1人ではなく、チームプレイが多い
・覚えることが多く、難しい。年収は高い。
フロントエンドとバックエンドに使われる言語
まとめたのが下記となります。
かなりの種類があります。
これでも全部ではありません。
有名どころのみです。
「なぜこんなにあるのか?」
初心者からしたら、言語は1つにして欲しいと思うところです。
理由は、用途が違ったり、作った国が違ったり、作った企業が違ったりと様々です。
このため、人気言語や、これからの注目言語など、日々状況が変わります。
(人気言語は、今後記事にしたいと思います)
フロントエンドの言語
まずは、フロントエンドで使われる言語について、説明いたします。
Webページ制作など
HTML、JavaScript、CSSの3つが必須と言われます。
それぞれの特徴は、
HTML:Webページ骨組み(文章構成、位置等)
JavaScript:Webページに動きをつける
CSS:Webページデザイン(文字や背景色等)
となります。
あまり詰め込むと、分からなくなるので、
詳しくは次回以降で、解説いたします。
巨大なシステムには
保険システム、金融システム、ゲーム、セキュリティなどの巨大なシステムには、
Java、C言語、C++、C#がよく使われます。swiftはモバイルアプリが多いです。
それぞれの特徴は、
Java :企業向けに幅広く使われる。
エンジニア人口も多い
C/C++:アプリから金融システムまで幅広い
エンジニア人口多い。難しい。
C# :Webアプリケーションやゲーム
Javaに似ている(C/C++とは別物)
swift :i-phone向けのアプリ開発が得意
バックエンドの言語
ここからはバックエンドの言語についてです。
Webページ制作など
Python、JavaScript、PHP、Rubyなどがよく使われます。
また、流行りのAIや機械学習には、
Python、Ruby、JavaScriptが使われます。
それぞれの特徴は、
Python:コードがシンプルで覚えやすい
WebアプリやAIなど幅広く活躍
JavaScript:フロントエンドと言語共通可能
(Web開発効率が良い)
企業受けも良い
PHP :ブログなど簡易開発によく使われる
初心者にも扱いやすい言語
Ruby:ショッピングサイトによく使われる
日本生まれの言語
巨大なシステムには
保険システム、金融システム、ゲームなど、巨大なシステムには、Java、C/C++、C#、swiftがよく使われます。
また、C/C++などは、AIや機械学習にも使われたりします。
特徴は、フロントエンドの説明と同じです。
データベース言語の知識も必要
バックエンドエンジニアには、データベースの構築、操作、制御する知識も必要になります。
データベース言語には、MySQL、Oracle、PostgreSQL、SQLite、Accessなどがあります。
それぞれの特徴は、
・MySQL:世界的に有名で人気
基本無料、PHPとも相性良い
・Oracle :大規模データ管理用途
動作が早い
・PostgreSQL:大規模データ管理用途
人気が高い
・SQLite :中小規模データ管理用途
アプリ用に人気
・Access:MicroOfficeに標準搭載
汎用性有
さいごに
フロントエンドとバックエンドに使われる言語について、全体像をお伝えしました。
結論、言語の種類が多すぎですね。。。
その理由に、プログラミング言語の特徴があります。
下記のように大きく2つに分類されます。
というわけで、
次の第4回では「インタプリタ型とコンパイラ型の特徴」について、解説したいと思います。
コメント