第2回目の超初心者向けのIT講座は、
「フロントエンドとバックエンドの違い」
について解説します。
プログラミングはややこしく挫折しやすいです。そのため、方向性を間違わなことが大事です。
超初心者向けのIT講座(第1~7回)は、プログラミングの全体像が分かるように作りました。これからプログラミングをはじめる方には、まず、読んで頂きたいと思います。
フロントエンドとバックエンドについて
フロントエンドと、バックエンドのイメージは下記となります。
フロントエンドとは?
フロントエンドとは、ユーザー(クライアント)から見えるところを言います。
このため、クライアントサイドとも言われたりします。
Amazonのホームページを例にすると、
配置やサイズ、文字や色など、見た目に関わるところを作るのがフロントエンジニアの仕事になります。
Webデザイナーやコーダーと一緒に仕事をすることが多いようです。
・Webデザイナー:おしゃれな写真加工やサイトデザインを作る人
・コーダー:Webデザイナーのデザインをプログラミング言語でコーディングし、インターネットに表示できるようにする人
このため、フロントエンドエンジニアは、
・Webデザイナーとコーダーの仕事を理解
・ユーザーの使い勝手がよいサイト構成スキル
・SEO(検索上位)を意識したサイト構成スキル
・サイトにアニメ-ションをつける
・サイト管理者が維持や更新しやすいよう配慮
というような広い視野とスキルを持った司令塔のような存在です。
バックエンドとは?
バックエンドとは、ユーザー(クライアント)から見えないところを言います。
サーバーサイドとも言われたりします。
Amazonのホームページを例にすると、
靴を購入した場合には、在庫数の変更、お金の引き落とし、配送手配など、ユーザーから見えないところの制御プログラムを作るのが、バックエンドエンジニアです。
チーム単位のプロジェクトで動くことが多いようです。このため、経験年数も重視されるようです。
プログラムが複雑で巨大であるため、難易度が高いようです。必要となる言語の数も多いですが、年収は高い傾向にあります。
バックエンドエンジニアは、
学ぶことは非常に多いですが、チームプレイで巨大なシステムを作ることができる仕事です。
フルスタックとは?
フロントエンドもバックエンドも両方できる人です。
知識と経験のあるスーパーマンです。
言い方を変えると、何でも屋さんです。
線引きの定義は色々あるみたいですが、いずれにせよ、スーパーマンには違いないです。
最後に
フロントエンドとバックエンドは、転職や就職にも関わるため重要です。
どちらを目指すかで、
最初に学ぶべきプログラミング言語も変わります。
下記のようなイメージです。
というわけで、
次の第3回では、「フロントエンドとバックエンドに使われる言語」について、解説したいと思います。
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