基本情報技術者試験は過去問を何年分解くべき？何割まで勉強必要？

このブログは資格勉強をテーマにお役立ち情報を紹介しています。

この記事で分かること

過去問は何年分を解くべきか
何割まで勉強必要？
最新シラバス対策
効率の良い勉強法

◆基本情報技術者試験の勉強をこれからはじめる方に
合格までに必要な情報を下記の記事にまとめていますので、合わせてご確認ください。
》基本情報技術者試験の合格に向けた完全マップ

過去問を何年分解くべきか
- 直近６回分について
- 参考：問題形式の変更の歴史
過去問で正解率何割まで勉強必要か
過去問をうまく活用して合格しよう

過去問を何年分解くべきか

過去問は直近６回分、さらに、新制度サンプル問題を解くのがおすすめです。

その理由は、基本情報技術者試験の試験出題範囲(シラバス)は毎年変更されるので、あまり古い過去問を解いても勉強効率が悪いからです。

そのため、過去問は直近から６回分を解くのが、最新シラバスに近い項目を勉強できるのでおすすめです。

現在は新試験形式の過去問は、問題数が十分でない状況です。過去問道場サイトには、公式より発表されている新制度サンプル問題が解説付きで解くことができるので、これは必ず解いておきましょう。

直近６回分について

基本情報技術者試験の過去問は、何年分という表現よりは、直近何回分という表現が分かりやすいです。

その理由は２つあります。

１つめは、科目Bの過去問が歯抜けになっていることが多いからです。２つめは、2020年にCBT方式採用、2023年4月に通年開催採用と、試験形式が大きく変更した過去経緯があり、過去問のストック数が年によって変わるからです。

過去問道場サイトで言うと、下記赤枠で囲った問題(サンプル問題＋直近6回分)となります。

参考：問題形式の変更の歴史

基本情報技術者試験は、毎年シラバスが変更され、さらに、これまでに問題形式にも大きな変更がありました。

このため、SNSなどで情報を集める場合は、いつの情報かを把握しておく必要があります。

重要な変更については、下記にまとめていますのでご確認ください。

・2009年より試験方式が大きく変わる。マネジメント系・ストラテジ系の分野が大幅追加され、午後試験のプログラム言語に表計算が追加される。
・2020年より紙形式からCBT形式(パソコン受験)に変更になる。プログラム言語にPythonが追加される。
・2023年4月より試験方式が大きく変わる。午前・午後から、科目A・科目Bに名称も変更。年２回から通年開催に変更。問題数と制限時間も減り、プログラミングは実言語ではなく疑似言語に変更。

こんなにも試験方式が大きく変わって、毎年シラバスが更新されると、勉強するのが難しい…

過去問で正解率何割まで勉強必要か

合格ライン６割に対して、過去問で８割正解まで勉強しておくのが良いです。

最新シラバスからの出題は多い年だと２割程度はあると思います。過去問で８割正解していれば、たとえ最新シラバスが全問不正解だったとしても、本番では合格ラインの6割を超えることができます。

過去問をうまく活用して合格しよう

過去問をうまく活用することは資格勉強ではとても大切です。

過去問で勉強するメリットは下記となります。

出題傾向が確認できる
苦手分野を把握できる
試験に慣れることができる

特に「過去問道場サイト」は解説文が詳しいのでおすすめです。

過去問道場サイトの有効な活用法は、下記の記事にまとめていますのでご覧ください。
》【基本情報技術者試験】過去問道場だけで勉強する際の注意点と活用法の紹介

【基本情報技術者試験】過去問道場だけで勉強する際の注意点と活用法...

このブログは資格勉強をテーマにお役立ち情報を紹介しています。過去問道場だけでよい？気を付けることは？おすすめの活用法は？このような疑問に対して、過去問道場で勉強する際の注意点、おすすめの活用法についてお伝えします。この記事で分かること過去問...

あと、過去問の勉強だけでは、最新シラバス対策が不足してしまうので、本番で点数が落ちてしまいます。

最新シラバス対策は、毎年、改定版が発売される参考書で行うのが確実です。

おすすめの参考書について下記の記事にまとめていますのでご参考ください。
》基本情報技術者試験の勉強に参考書はいる？いらない？【おすすめを紹介】