ITパスポート試験の受験者数と合格率について、分かりやすくまとめました。
ITパスポートは、年々、受験者数が増加し、注目されているIT国家資格です。
また、学生や若い年代は、合格率が低い結果だったので、勉強する際はご注意ください。
(※この記事に使用している数値は、すべて、情報処理推進機構が提供しているものを自分でグラフ化したものです)
受験者数について
ITパスポートは年々、受験者数は増加傾向です。
2020年では、年間13万人も受験しています。
理由として、ITリテラシーの重要性が高まってきており、IT以外の企業においても、受験者数が増えてきているためと言われています。
このため、ITパスポートは今後も注目が集まるIT国家資格だと言えます。
あと、応募するも試験を受けない未受験者数も一定数おられます。その割合は、なんと10人に1人と高めです。体調に気を付け、勉強不足で試験をあきらめないように、早めに勉強に取り掛かることが大事です。
合格率について
受験者数に対する合格者数の割合は「50%付近」です。
合格率は年々緩やかに増加傾向にあります。
約半数が合格できるので、IT国家資格の入門(レベル1)と言われます。しかし、言い替えると、約半数が落ちるともいえるので、しっかりと勉強しておく必要があります。
特に、ITパスポートは試験範囲が広いのと、試験出題範囲が時代の流れとともに変わります。
このため、油断をしていると、試験本番で思ったように点数が取れないことになるので、注意が必要です。詳しくは、下記記事に書いていますので、ご一読ください。
受験者の年代は幅広く、若者が多め。22歳以下は合格率が低い
2020年の受験者の年代は非常に幅広いです。
・最年少は、10歳以下で19人が受験し、3人合格しています。
・最高齢は、75歳以上が6人受験し、2人が合格しています。
とはいえ、受験者の大半は、18~26歳の、大学生や社会人の若手となります。
あと、年代ごとの合格率ですが、
22歳以上は70%付近と非常に高いです。
おそらく、社会人の方が多いと思います。
22歳以下は30~65%と合格率がかなり低いです。
おそらく、学生の方が多いのではと思います。
ということで、22歳以下の人は、ご注意ください。
学生の合格率をさらに深堀り
大学生は50~70%の合格率であり、社会人と比べてやや低めです。
一方、短大生、高校生以下、専門学生は、合格率が30~40%とかなり低い傾向です。
これより、ITパスポートの合格は、社会人が有利、次点で大学生、最後に短大生、高校生以下、専門学生ということが分かりました。
学生の合格率が低い理由
ITパスポートの問題には、社会人を経験していると、イメージが沸きやすい問題があります。
たとえば、職場の情報セキュリティや、会社の収支状況などの問題です。
このため、学生よりも社会人の方が有利だと言えます。
また、IT用語や設問の文章も、難しい言い回しが多く、学生の方には難しく感じてしまい、勉強自体を断念しているのではないかと思います。
このため、自分にあった勉強を継続することが大事だと思います。
学生やIT超初心者には、Udemy動画が一番おすすめの理由
学生の方やIT超初心者の方は、参考書や過去問で、難しいITパスポートの用語について勉強したとても、
・頭に入ってこない
・イメージが沸かない
・勉強が続かない
ということに陥ると思います。
このため、ITパスポートの勉強時間は50~80時間と言われていますが、ほとんど勉強をせずに、試験本番に挑んでしまっているのではないかと思います。
そのような学生やIT初心者には、資格勉強でとても人気が高い「Udemy動画」がおすすめです。
基礎からとても丁寧に解説してくれるので、ITの勉強をはじめてする人にも安心して勉強することができます。
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さいごに
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