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情報セキュリティマネジメント試験が難しすぎる。全く分からなかった。
このように思われている方に、情報セキュリティマネジメント試験がなぜ難しいのかをお伝えいたします。
難しさの理由を知ることでどのような勉強をすれば良いかが分かると思いますので、少しでもお役に立てばと思います。
- この記事で分かること
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- 難易度について
- 試験が難しい理由について
- 勉強対策
情報セキュリティマネジメント試験の難易度は?

- 難易度はレベル2
- 合格率50~70% (直近は70%推移)
難易度はレベル2

情報セキュリティマネジメント試験は難易度レベル2であり、試験区分は「ITを利活用する者」の位置づけとなります。
同じ試験区分にはITパスポートがあります。
ITパスポートは難易度レベル1であり、情報セキュリティマネジメント試験はITパスポートよりも難しいです。難しい理由は、IT基礎全般に加えて、セキュリティや法律の知識が必要となるためです。
合格率50~70%
合格率は、紙形式の2017~2019年は50~60%でした。
2020年以降にCBT(Computer Based Testing)が採用されて、パソコンで試験を受けるようになってからは、合格率は70%程度となっています。
合格率が増加した理由は、CBTが採用されてからは、自分で試験日程を設定・変更できるようになったため、勉強不足で受験する人の割合が減ったためと予想しています。
20歳以下の合格率は、40%付近と低いので注意が必要です。社会人経験のない学生には難しい試験と言えます。

普段からITや情報セキュリティに触れない方には難しい…
情報セキュリティマネジメント試験が難しい3つの理由
- 試験範囲が広い
- セキュリティや法律の内容が難しい
- 最新のIT動向から出題されやすい
1. 試験範囲が広い
情報セキュリティマネジメント試験の試験範囲はかなり広いです。
その理由は、ITパスポートで必要となるIT基礎知識に加えて、セキュリティに特化した内容や、法律についても勉強する必要があるからです。
下記は情報セキュリティマネジメントのシラバスの1ページを抜粋したものです。

全てセキュリティに関わる内容であり、この1ページだけでもなかなかのボリュームがありますが、なんと全部で20ページもあります。
さらに、ITパスポートで必要となるIT基礎全般についても理解しておかないといけません。ITパスポートには60ページを超えるシラバスがあるため勉強はかなり大変になります。
このため、勉強時間は200時間が推奨されており、資格勉強に時間が取れない方には難しい試験と言えます。

本番1週間前から猛勉強しても間に合わない・・・
最新シラバスについては、IPA公式サイトにて確認できますので、ご覧ください。
》IPA公式サイト「最新シラバス」
2. セキュリティや法律の内容が難しい
情報セキュリティや法律に特化しており、試験問題はマニアックで難しいものが多いです。
サイバー攻撃などのITに関わる脅威は、年々、巧妙な手口になってきており、その防衛対策や法律も複雑です。また、言い回しにIT用語が多く含まれているので、内容を理解するのに時間が掛かります。
このため、セキュリティをはじめて勉強する方にとってはかなり難しいと感じる試験と言えます。

セキュリティの問題はややこしい…
3. 最新のIT動向から出題されやすい
情報セキュリティマネジメント試験の出題範囲は毎年変更されます。
最新シラバスからは、多い時は全体の1~2割程度の問題が出題されるイメージであり、最新シラバス対策をしっかり行っていないと、本番ではじめてみる問題がでてくるので点数が下がってしまいます。

過去問では6割超えていたのに本番で点数が下がってしまった…
勉強対策


情報セキュリティマネジメント試験に合格するためには、どんな勉強法をすればよい?
- 試験範囲が広い
→Udemy動画で効率よく勉強
. - セキュリティや法律の内容が難しい
→Udemy動画の解説が分かりやすい
. - 最新のIT動向から出題されやすい
→過去問だけでなく参考書で最新シラバス対策
Udemy動画で効率よく勉強

まずはUdemy動画で効率良く全体像を把握しましょう。
Udemyは、ITの基礎からきっちりと解説してくれるので、初心者の方も安心して勉強することができます。動画は計6時間で、1.5倍速で視聴すると約4時間でひととおりの勉強が完了します。
音声と動画で分かりやすく解説してくれるので、内容がすっと頭に入ってきます。

23年5月時点で、6810人が受講して評価は★4.3とかなり高いです。多くの方がこの動画で勉強して満足していることが分かります。
Udemyについては、下記の記事に詳しく書いていますのでご覧ください。
》情報セキュリティマネジメントにUdemyはアリ?おすすめは?

Udemyはコスパがダントツでよいのでおすすめです。
参考書で最新シラバス対策
最新シラバス対策は参考書が確実です。
その理由は、参考書は毎年改定版が発売されるので、確実に最新シラバス対策を行うことができるからです。また参考書は情報量も多いので辞書代わりにも使えて便利です。
参考書のおすすめは下記です。
・最新シラバスに対応
・情報量が多い
・イラストも多く分かりやすい
・専用アプリが使える
・口コミが良い

情報セキュリティマネジメントは、かなりの量の暗記が必要です。Udemy、過去問、参考書をうまく活用し、効率良く勉強しましょう。
情報セキュリティマネジメント試験の勉強に悩んだら
情報セキュリティマネジメント試験は、IT基礎全般に加えてセキュリティや法律の知識が必要であり、難しいです。
もし、資格勉強に悩んだら、下記2つを試してみるのも良いかと思います。
- ITパスポート試験を受けてみる
- スマホアプリで隙間時間でも勉強する
1. ITパスポート試験を受けてみる
ITパスポートはレベル1なので、情報セキュリティマネジメント試験のレベル2よりも簡単です。
ITパスポートは、情報セキュリティマネジメント試験におけるIT基礎知識で合格することができます。まずはITパスポートを腕試しとして受験してみるのも良いかと思います。
ITパスポートを取得すると多くのメリットがあります。
下記の記事では、ITパス、情報セキュ、基本情報、応用技術者の4つについて、メリットを比較していますので、合わせてご確認ください。
》ITパス,情報セキュ,基本情報,応用情報の4つ違い【難易度やメリット】

ITパスポートに合格できたら、情報セキュリティマネジメントの合格への足掛かりになります。あとはセキュリティと法律のところを集中的に勉強しましょう。
2. スマホアプリで隙間時間でも勉強する
情報セキュリティマネジメントは、スマホでも勉強することができます。
スマホで勉強するメリットは、移動時間やちょっとした隙間時間で、手軽に勉強することができるところです。
外出先で勉強すると気分転換になるのと、ちょっとした勉強を積み重ねることで知識を蓄えることができるので、おすすめです。
下記の記事にスマホ勉強に役立つアプリについてまとめていますので、ご覧ください。
》情報セキュリティマネジメントをスマホで勉強したい。おすすめアプリを紹介
以上となります。ここまで読んで頂きありがとうございました。
》ITパスポート合格に向けた完全マップ
》情報セキュリティマネジメント試験の合格に向けた完全マップ
》基本情報技術者試験の合格に向けた完全マップ