このブログは資格勉強をテーマにお役立ち情報を紹介しています。
基本情報技術者試験の勉強にあまり時間をかけたくない。最短で合格するには?
このような疑問に対して、この記事では50時間以下を目標とした勉強方法をお伝えします。
基本情報技術者試験は200時間が推奨なので1/4程度を目標としています。
- この記事で分かること
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- 資格勉強の心構え
- 基本情報技術者で大事なこと
- 最短勉強法
はじめに:資格勉強に大事なこと
- あとまわしにしない
- 正しい情報を集める
- 計画を立てる
この3つは資格勉強にとても大事なことです
あとまわしにしない
頭では分かっていてもどうしてもできないのが人間です。
資格勉強は、ツライ、つまらない。。。
- 後回しにしない工夫
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- 習慣化 ⇒ あたりまえにする
- SNSで宣言 ⇒ 他人の目
- ご褒美 ⇒ モチベーション up
例えば下記のようなことを実践してみるのが良いです。
・毎日30分勉強しないと家に帰らない
・ツイッターで今日は何時間勉強したと呟く
・もし一発合格できたら2万円をご褒美に使う(※)
(※)試験1回分は2万円の価値があります。意外と侮れません。
・試験費 :7.5千円
・交通費 :数百~数千円
・半日拘束:1万円
正しい情報を仕入れる
いきなり勉強をするのは効率が悪いです。
✖:まず1ページ目からくまなく読もう・・・
試験に対する正しい情報をまず仕入れてから勉強方針を立てると効率がよいです。
この記事では、基本情報技術者試験を効率良く勉強するための4つの大事なことを紹介していますので、のちほど勉強方針も含めてお伝えします。
計画を立てる、必ず遂行
目標を立てて行動を起こさないと資格勉強ははかどらないです。
✖:いつのまにか1年経ってしまった・・・
計画は自分に合った無理のないものを立てましょう。
私は下記のような簡単な計画を、スケジュール管理のアプリに登録しています。
- 勉強計画の例
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- 動画を視聴(3/22~24)
- 参考書読む(3/25~31)
- 過去問3年分解く(4/1~4/8)
- ラストスパート(4/9~4/15)
- 試験本番(4/16)
スケジュール管理のアプリは、TimeTreeがシンプルで使いやすいです。無料です。
基本情報技術者試験は2023年4月より毎月試験開催に変更となりました(以前は年に2回)。思い切って1~2か月先の試験を申し込みましょう。本番3日前までならば、日程を後ろに何度でもずらすこともできるので、まず目標を立てるために試験申し込みを行うのはおすすめです。
基本情報技術者試験の4つの大事なこと
基本情報技術者試験の試験対策において、4つの大事なことをお伝えします。最短合格するために、知っておいて損がないものばかりです。
- 正解率6割以上で合格
- 出題範囲がかなり広い
- 最新のIT動向からの出題が多い
- 科目Bはアルゴリズムとプログラミングが難しい
1. 正解率6割以上で合格
基本情報技術者試験は6割以上正解すれば合格となります。
特に科目Aは4択問題で、過去問と全く同じ問題も少しですが出題されるので点数が取りやすいです。科目Bも選択式ですが、内容が難しく選択肢の数も変わるため、運で点数は伸びないです。
最短合格するには、単語をくまなく暗記するというよりは、まず全体把握して内容を理解することが大事となります。
勉強方針
✖:くまなく暗記
○:まず全体を把握
2. 出題範囲がかなり広い
基本情報技術者試験は「IT人材としての基本的な知識や技能をもっていることを証明する国家資格」で出題範囲がかなり広いです。
シラバスは全部で100ページを超えるため、ひととおり勉強するだけでかなり大変です。このため勉強時間は200時間が推奨されています。
このため、忙しくあまり勉強時間が取れない方は、要点を集中して勉強することが大事になります。
勉強方針
✖:くまなく暗記
○:要点を集中して勉強
出題範囲は公式サイトのシラバスで確認できます。
》基本情報技術者の最新シラバス(IPA公式サイト)
3. 最新のIT動向からの出題が多い
基本情報技術者試験は最新のIT動向からよく問題が出題されます。
このため、シラバスのver.は毎年更新され、多いときは全体の2割程度が最新シラバスから出題されるイメージです。勉強しておかないと試験本番で結構点数が下がってしまいます。
勉強方針
✖:過去問だけで勉強
○:最新シラバスを勉強
4. 科目Bはアルゴリズムとプログラミングが難しい
科目Bは、科目Aの出題範囲にアルゴリズムとプログラミングが加わり、配点も高く難易度が高いです。
- IT基礎全般 配点2割
- アルゴリズム/プログラミング 配点8割
特に、プログラミング未経験者の方は苦戦するため注意が必要となります。
参考書や動画を暗記するだけでは解けないので、しっかりと内容を理解し、過去問や例題で練習する必要があります。
勉強方針
✖:暗記するだけ
○:科目Bは内容を理解し問題を解く
以上をふまえて、勉強方針をまとめると下記となります。
- 基本情報技術者の勉強方針
-
- まず全体を把握
- 要点を集中して勉強
- 最新シラバスを勉強
- 科目Bは内容を理解し問題を解く
最短合格のための勉強法
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- まず全体を把握、要点を集中して勉強
→Udemy動画(15時間) - 最新シラバスを勉強
→参考書(計5時間) - 科目Bは内容を理解し問題を解く
→科目B対策は参考書(計5時間) - 過去問をひたすら解く
→過去問道場(計24時間)
- まず全体を把握、要点を集中して勉強
勉強時間は計50時間程度です。
それでは、詳細についてお伝えします。
1. まずはUdemy動画
Udemyはアメリカ発の動画勉強ツールです。
講師の方の説明はとても丁寧で分かりやすく、本当にITの基礎から教えてくれるので初心者の方にもおすすめです。
- 短時間で勉強できる
- 分かりやすい解説
- コスパが良い
動画は参考書よりも頭にすっと内容が入ってくるため、勉強効率が高いです。
動画は全部で11時間であり、1.5倍速で2回視聴すれば、科目Aについては過去問が解けるようになります。勉強時間は15時間程度です(11時間÷1.5×2)。
23年5月時点で、28595人が購入して評価は★4.4とかなり高いです。多くの方がこの動画で勉強して満足していることが分かります。
◆下記の記事にUdemyについて詳しくまとめていますのでご覧ください。
》基本情報技術者の勉強にUdemy動画はアリ?おすすめは?
2. 最新シラバスを勉強
最新シラバス対策は参考書が確実です。
その理由は、参考書は毎年に改訂版が発売されるので、最新のIT動向について確実に勉強することができるからです。
おすすめの参考書は、情報量が多く、最新シラバスに対応した下記となります。
・最新シラバスに対応
・情報量が多い
・イラストも多く分かりやすい
・アマゾンランキング1位
・口コミも良い
参考書は分からない箇所(最新シラバス)をしっかりと読みましょう。それ以外のところは、Udemyで全体像を把握できているので基本的には流し読みでよいと思います。全部で5時間程度が目標となります。
3. 科目B対策は参考書と過去問
難易度が高い科目Bのアルゴリズムとプログラミング対策は、参考書で基礎を理解したのち、過去問で何度も練習するのがよいです。
特に2023年4月から問題形式が大きく変わり、実際のPythonやjavaなどのプログラミング言語ではなく、疑似言語(代表的なプログラミング構文)での出題となったので、プログラミング経験者の方も参考書で出題傾向を確認しておいたほうが無難です。
参考書はイラストが多く内容が分かりやすいものを選ぶのがおすすめです。
・基礎からきっちり学べる
・最新試験の疑似言語に対応している
・易しい表現で書かれている
・レビュー口コミ評価も高い
勉強時間は、参考書を読んで内容理解するのに5時間は必要になるかと思います。
◆アルゴリズムとプログラミングは配点が8割と高く難しいため、基本情報技術者試験の合格に一番重要です。
下記の記事にそれぞれの勉強法をまとめていますので、ご覧ください。
》【科目B】基本情報技術者試験のアルゴリズムの勉強法【初心者向け】
》【科目B】基本情報技術者試験のプログラミング(疑似言語)の勉強法【初心者向け】
アルゴリズムとプログラミングの勉強は、将来のITエンジニアにも繋がるので無駄になりません。早めにマスターしておきましょう。
4. 過去問をひたすら解く
過去問を何度も解き、試験問題に慣れましょう。
科目Aについては、過去問と全く同じ問題も少しですが出題されるので解いておいて損はありません。
科目Bについては、問題文が複雑でボリュームが多いため時間が足りないです。このため、過去問を解くときは時間配分も気にしておきましょう。
過去問は「過去問道場サイト」が開設が分かりやすくおすすめです。しっかりと解説を読み、理解を深めておくとよいです。
過去問は直近6回分を解くのが効率がよくおすすめです。
その理由は、あまり古い問題を解いても、最新シラバスの出題範囲と違う箇所が多いからです。
あと、IPA公式サイトにある新形式のサンプル問題は、過去問道場サイトで解説付きで確認することができるので必ず解いておきましょう。
2023年4月から問題形式が大きく変わり、現在は新形式の過去問が少なく勉強しにくい状況です。
新形式のサンプル問題は、問題傾向や時間配分の確認に使うことができます。
勉強時間は、科目A,Bで直近6回分を解くので、24時間程度が必要になります(1回2時間×6)
あとは、参考書やUdemyでIT全般知識を蓄えておきましょう。
基本情報技術者試験の勉強に悩んだら
基本情報技術者試験はITエンジニア向けの資格なので、初心者の方には難しく、挫折してしまうこともあるかとおもいます。
もし、資格勉強に悩んだ時のために下記3つを紹介しておきます。
- ITパスポート試験を受けてみる
- 基本情報技術者試験の科目A免除制度をつかう
- 資格の大原で勉強する
1. ITパスポート試験を受けてみる
国家資格の難易度は、基本情報技術者試験はレベル2なのに対し、ITパスポートはレベル1なので簡単です。
ITパスポートは、基本情報技術者試験の科目Aの知識で合格することができます。このため、まずはITパスポートを腕試しとして受験してみるのも良いかと思います。
ITパスポートを取得すると多くのメリットがあります。下記の記事でITパスポートと基本情報技術者と応用技術者試験の難易度やメリットを比較していますので、ご確認ください。
》ITパスポートと基本情報技術者と応用技術者の違いを解説【難易度やメリット】
ITパスポートに合格できたら、基本情報技術者試験の科目Aも合格できる実力かと思います。あとは科目Bのアルゴリズムとプログラミングに集中して勉強しましょう。
2.基本情報技術者試験の科目A免除制度をつかう
基本情報技術者試験には科目A免除制度があり、事前に科目A免除試験(修了試験)に合格すれば、1年間は本番で科目Aを免除することができます。
科目A免除制度のメリットは、科目Bに集中して勉強することができるところです。
資格の大原やiTECや独習ゼミやBizlearnで受けることができます。
詳しくは、下記の記事にまとめておりますのでご確認ください。
》【基本情報技術者】無料・有料の通信講座や勉強ツールまとめ【13選】
科目A免除試験に落ちると、免除ができなくなるので気を付けましょう
3. 資格の大原で勉強する
資格の大原は、手厚いサポートと、通学orWeb講義が選べるのと、科目Aの免除制度があることが良いです。
- 通学コース(科目A免除2回):80,800円
- Webコース(科目A免除2回):62,000円
- 科目Bのみ:16,700円
コースによりますが、テキスト、演習ドリル、まとめノート、過去問集と、かなり教材が充実しています。困ったときは教師に質問でき、手厚い保証が心強いです。
勉強に悩んだら、大手スクールに力を借りるのもありかと思います。
科目A試験免除制度は、修了試験を2回チャレンジできます。修了試験に合格すると、試験本番で科目Aを受験しなくてよくなるため、科目Bに集中して勉強できるメリットとなります。
また、科目Bだけのコースもあり、値段を抑えることもできます。
無料で資料請求ができますので、気になった方は資料請求から始めましょう。
》資格の大原(資料請求)
資格の大原は、しっかりとしたサポートを受けて勉強したいひとにおすすめです。科目A免除試験も2回受けられるので安心です。
以上となります。少しでも資格勉強の助けになれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
》基本情報技術者試験の合格に向けた完全マップ
》プログラミングを最短でマスターして稼ぐ方法
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