ITパスポート試験の「持ち物、確認票の準備、当日の会場の様子」についてまとめました。
試験が近づいている方にご参考頂けたらと思います。
- この記事で分かること
-
- 前日までに行うこと
- 確認票の準備
- 当日の持ち物
- 試験での注意点(FAQ)
- 会場の様子
前日までに行うこと
- 確認票のダウンロード
- 確認票の印刷(もしくはメモ)
- 勉強
1. 確認票のダウンロード
確認票とは受験に必要な情報がすべて記載されている受験票みたいなものです。
確認票には下記情報が書かれています。
- 受験番号/利用者ID/確認コード
- 受験日時
- 会場場所
- 注意事項
事前にダウンロードして、よく内容を確認しておきましょう。確認票のダウンロードのやり方が分からない方は、下記をご確認ください。
・届いたメールからダウンロード
試験が近づいてきたら、独立行政法人情報処理推進機構(cbt.jitec.ipa)から、「【ITパスポート試験】試験日が近づいてきました」という件名で、メールが届きます。
メールに書いている通りに進めることで、確認票をダウンロードできます。
・公式サイトへいきダウンロード
もしメールが届いていなかったり、メールを削除してしまった人は、独立行政法人情報処理推進機構のサイトにアクセスし、確認票をダウンロードしましょう。
》独立行政法人情報処理推進機構のサイト
手順
・サイトアクセス
・ヘッダーの「受験申込」をクリック
・受験申込の中腹あたりにログインボタンがあるのでクリック → ID/パスワード入力
・個人ページの左欄の項目に確認票ダウンロードがあります
2. 確認票の印刷(もしくはメモ)
試験を受けるには、確認票にある「受験番号/利用者ID/確認コード」の3つが必要になります。
このため、確認票を印刷して、当日に会場に持っていくことを推奨します。
しかし、プリンタを持っていない方は、受験番号と利用者IDと確認コードの3つさえわかれば、試験は受けることができます。
つまり、下記いずれかで受験番号/利用者ID/確認コードが分かるようにしておきましょう。
- 確認票の印刷(推奨)
- スマホにpdfデータ保管(OK)
- スクショ(OK)
- 写メを取る(OK)
- 紙にメモしておく(OK)
※公式サイトにも印刷できないひとはメモで良いと書かれています。
》ITパスポート公式サイト「確認票について」
3.勉強
もし、あまり勉強できていないという方は、30時間以下での最短勉強法をまとめていますので、下記の記事をご覧ください。
》ITパスポートの最短勉強法【目標30時間以下】
試験当日の持ち物
試験当日の持ち物は確認票にすべて書いています。
まとめたのが下記となります。
- 【必須】顔写真付き本人確認証
- 【必須】受験番号、利用者ID、確認コード(確認票orメモ)
- 【推奨】開始20分前までに集合
- 【不要】
筆記用具、時計
メガネ、ハンカチ、ティッシュ、目薬は、試験会場に持ち込みできます。それ以外の持ち物は、鍵付きロッカーに入れるため、持ち込みはできません。
耳栓も持ち込みNGなので、周囲の音が気になる方は、消音ヘッドホンを貸し出ししている試験会場が多いと思いますので、受付の方に確認してみてください。
よくある質問FAQ
- Q会場に持ち込めるものは?
- A
・メガネ、ハンカチ、ポケットティッシュ
・目薬、確認票、受験者注意説明書(会場で配布)
・メモ用紙とシャーペン(会場で配布)
・消音ヘッドホン(会場によってレンタル可)
- Q会場に持ち込めないものは?
- A
自分の筆記用具、時計、スマホ、カバンなど。
鍵付きロッカーがあるので、試験前にすべてしまいましょう。
- Q遅刻したらどうなる?
- A
- Q顔つき本人確認証を忘れたらどうなる?本人確認証は何を用意すればよい?
- A
いかなる理由でも受験はできないです。
コピーやスマホ写真も不可です。
本人確認証は、
・パスポート、免許証
・住民記帳台帳カード(顔付)
・マイナンバーカード
・社員証(顔および名前があるもの)
・学生証(顔、学校名、名前があるもの)となります。
- Q受験番号、利用者ID、確認コードを忘れたらどうなる?
- A
試験がうけられなくなります。
CBT形式(パソコンで試験)の画面に入力ができなくなるためです。
- Q試験予約を変更したい。いつまでなら可能?
- A
- Q試験が早く終わったらどうする?
- A
終了時刻よりも早い時間で退出することができます。
パソコンで試験終了のボタンを押し、紙とシャーペンを事務員に返却しましょう。
- Q試験中にトイレにいきたくなったら?
- A
会場によりますが、呼び出しボタン、もしくは、挙手をして、トイレにいきましょう。
- Q試験の合格(合否)はその場で分かる?
- A
・試験終了ボタンをクリックすると、パソコン画面に点数が表示されます。
・600点以上であれば合格と予想できますが、正式に合格が発表されるのは試験翌月の中旬頃に公式サイトにてです。
・また、履歴書に書くためには合格証書が届く日となるので、試験日から数えると2か月以上先となります。
当日会場の様子
ここからは試験当日の会場の様子や感想をお伝えします。
私は大阪梅田の会場で試験を受けました。確認票に試験30分前受付、20分前会場入りと書いていたので、25分前には受付に行きました。
遅刻しても一応試験は受けさせてもらえるようです。
■試験受け付け、本人確認
受付では、はじめに「確認票は印刷していますか?」ときかれます。私は印刷していないと伝えると、指定用紙とボールペンを渡され、必要事項の記入を求められました。用紙には、「名前、受験番号、利用者ID、確認コード」を記入する必要があります。
これより、
・確認票を印刷している場合は確認票を見せる
・確認票を印刷していない場合は指定用紙に記入が必要
となります。
書き終わると、検温(コロナ社会のため)を受け、受付の方に、免許証と、記入した指定用紙を提出し、本人確認を行いました。マスクを外して顔確認です。
その後、「試験までにスマホ(電源切)、貴重品、カバンなど、すべてを、鍵付きロッカーに入れるように」と指示があり、受付完了となります。
大阪会場には10人くらいの人がいました。
ITパスポート以外の試験も同じ会場で行っているようでした。
■受付後から、試験10分前まで
スマホや参考書で勉強することができます。最後の追い込みタイムとなります。あと、この間に試験案内の係員が、試験中の注意事項などを説明してくれます。
試験10分前くらいになると、試験部屋へ案内されます。 このときに「スマホ(電源切)、貴重品、カバン、すべて」を鍵付きロッカーに入れていない人は、速やかに入れる必要があります。
試験部屋には、免許証と確認票(or指定用紙)と、ハンカチ、ティッシュ、眼鏡、目薬のみ、持ち込み可能です。入室前に、試験係の人にチェックされます。
■試験部屋に入室し着席
試験部屋のなかは、多くのPCと仕切りが付いた机と椅子が並んでいました。
自分の座席に着席したら、PC画面に、受験番号と利用者IDと確認コードを入力します。
そのあと、試験が開始するまでの10分間、パソコンの使い方のチュートリアルを読みます。
チュートリアルには、文字のサイズ変更や、バック背景色を変えたりや、自信のない問題へのチェックの仕方や、見直し(問題番号をダブルくクリックする)など、書かれていました。
PC画面には、試験開始までのカウントダウンが表示されています。
■試験開始 (120分)
カウントダウンが終わると、いざ、問題数100問、試験時間120分の闘いがはじまります。
もし、トイレに行きたくなったら、呼び出しボタン、会場によっては挙手すれば、いけるようです。
その日、私たち10人は、だれもトイレにはいかなかったです。
試験1時間くらいたつと、右隣りの人が、立ち上がりました。トイレかな?と思ったら「100問すべて解き終わって、もう帰ります」ということでした。
ITパスポートは、早く解答が終わったら、試験終了ボタンを押して、早めに帰ることができます。
その1人以外は、みな、2時間試験を受けました。試験終了するときは、問題画面にある終了ボタンを押します。1~2回、確認されるので、終了ボタンを続けて押すと、試験終了となります。
■試験終了後
試験終了ボタンを押し終わると、PC画面にリアルタイムで試験の点数結果が表示されます。
1000点満点で、600点以上であれば合格となります。画面には合格、不合格などは書いていません。あくまで、点数表示です。正式な合格通知は、翌月中旬に独立行政法人情報処理機構のWebサイトに発表されます。
点数の書かれたPC画面を1分くらい、どこの正解率が高かったや低かったなどと眺めていたら、受付案内のおねえさんに、試験終わられましたか?と突然聞かれました。
周りを見渡したら、なんと、私以外、だれもいなかったです。みな帰るの早いですね・・・私は、若干はずかしさもあったので、「大丈夫ですよ」という謎のコメントを受付案内のおねえさんに返し、試験会場を後にしました。
以上となります。参考いただけたらと思います。