この記事では、ITパスポートの過去問道場についてお伝えします。
過去問道場だけでよい?
気を付けることは?
このような疑問に対して、過去問道場で勉強する際の注意点や使い方についてお伝えします。
- この記事で分かること
-
- 過去問だけで勉強する際の注意点
- 過去問道場の3つの使い方
過去問だけで勉強する際の注意点
- 最新シラバスに対応しにくい
- 過去問と全く同じ問題がでない
1. 最新シラバスに対応しにくい
ITパスポートはシラバス(試験出題範囲)が毎年変更されます。
つまり、最近のIT動向から問題が良く出題されます。また、最新シラバスからの出題は全体の2割程度です。
過去問だけの勉強では、最新シラバスの問題数が少ないため、試験範囲を網羅できないので注意点が必要です。
このため、過去問で取れていた点数よりも、試験本番では1~2割ほど点数が低くなる可能性があります。
2. 過去問と全く同じ問題がでない
ITパスポートは過去問と全く同じ問題は出題されません。似た問題は出題されます。
(基本情報技術者試験の午前や情報セキュリティマネイジメントの午前では、過去問と同じ問題が出題されます)
過去問で安定して正解できるようになったとしても、試験本番では切り口が違う問題が出るので注意が必要です。
このため、同様、過去問の点数よりも本番で点数が落ちてしまう傾向があります。
2つの注意点への対策は?
- 最新シラバスに対応しにくい
⇒過去問道場の単語コーナーを活用
もしくは参考書を活用
⇒正解率8割程度まで勉強
. - 過去問と全く同じ問題がでない
⇒解説文をよく読む
単語コーナーを活用
過去問道場のサイトには、単語コーナーがあります。
この単語コーナーですが、ITパスポートの最新シラバスが変更されてから数か月後に更新されることが多いです。
このため、単語コーナーにNEWと書かれている単語を集中的に覚えることで、効率良く最新シラバスに対応することができます。
ただし、単語コーナーは過去問で出題されたことがあるものが多いので、最新シラバスの全範囲には対応できていないです。最新シラバス対策をしっかり行う場合は、参考書での勉強が確実となります。
参考書について
確実に最新シラバス対策を行う場合は参考書が必要となります。
参考書は毎年1月に改訂版が発売することがおおいので、必ず最新版を選びましょう。おすすめは下記となります。
・最新シラバスに対応
・情報量が多く分かりやすい
・アマゾン売上No1
・口コミ評価も良い
正解率8割程度まで勉強しておく
過去問で8割程度、正解できるまで勉強しておくのがよいです。
その理由は、最新シラバスからの出題はおおよそ2割程度なので、仮に全問を落としてしまったとしても、本番では合格ラインの6割を超えることができるからです。
余裕を持った勉強をしておく必要があります。
解説文をよく読む
過去問はたんに解くだけでなく、解説文をよく読むことで、切り口が違う問題にも対応ができるようになります。
過去問道場の解説はかなり詳しいので知識を蓄えることができます。
過去問道場の3つの使い方
ここからは、過去問道場の3つの活用方法をお伝えします。
- 過去問を本番想定で解く
- 苦手な領域を集中して解く
- 単語を集中して覚える
学習目的に応じて、使い分けていただけたらと思います。
その1 過去問を本番想定で解く
やり方は下記となります。
1) 過去問道場をクリック
2) 模擬試験形式で出題をクリック
3) H31年春期をクリック(解きたい年代をクリック)
4) 出題開始をクリック ⇒ 100問解く
100問解きおわると、自動的に下記のような点数画面が表示されます。
正解が60問以上あれば合格です。
ランダムでボタンをクリックしたら20問正解でした・・・(本番で合格するためには、過去問で75~80問正解くらいの実力で本番を迎えた方が、安全かとおもいます)
ストラテジ系、マネイジメント系、テクノロジ系の3つの分野別にも、点数配分も出ます。得意分野と不得意分野がわかると思います。
その2 苦手な領域を集中して解く
(ストラテジ系、マネイジメント系、テクノロジ系)
やり方は下記となります。
1) 過去問道場をクリック
2) 分野を指定して出題をクリック
3)集中したい分野以外のチェックを外す
4)ランダム出題にする(任意)
その3 単語を集中して覚える
この用語集を、毎日、30分でも単語を繰り返し暗記していくことを、反復して2~3回行うことで、ある程度、単語を見ただけで意味が分かるようになると思います。
下記赤枠の中に、単語が集約されているので、各分野ごとの単語の意味を覚えることができます。
また、最新シラバスの箇所がアップデートされたときは、単語の左上にNEWと表記がでるので、そこはしっかりと暗記しておくと良いです。